車庫証明とは

 

 車庫証明とは、自動車を購入する等したときに、その自動車の大きさに見合った保管場所が確保されていることを証明する書類です。一般に車庫証明と呼ばれますが、正式には自動車保管場所証明書という名称です。初めて申請書類を見る方は、一度書類のタイトルをご確認いただければ、「あ、確かにこれだな」とおわかりいただけるかと思います。

 

 ところで、道路は歩行者や他の車両の通行の妨げにならないように維持されるべきです。自動車を購入したものの、適切に保管する場所がなく、道路を車庫代わりとするようなことを防ぐ必要があります。

 

 そのため、普通車を購入する等し、運輸支局で各種登録を受ける際には、必要書類の1つとされています。つまり、車庫証明がなければ自動車を使用することができません。

 

 次に軽自動車ですが、こちらは運輸支局での登録の際に、車庫証明を必要とされていません。ただ、道路を車庫代わりにしてはいけないのは軽自動車も変わりませんから、指定された地域を使用の本拠の位置とする場合は、自動車保管場所届出をしなければいけません。こちらは、購入等の事実があった日から15日以内に提出する必要があります。

 

 普通車と軽自動車で細かな違いはありますが、どちらも申請に必要な書類や、手続きの流れはほぼ一緒なので、当サイトにおいては、軽自動車の保管場所届出も含めて、車庫証明と記載していることもありますので、あらかじめご了承ください。